先輩からのメッセージ
この病院を選んだ理由
私がこの病院を選んだ理由は、学生時代様々な病院や領域で実習を行う機会があり、慢性期では特に患者さん一人一人に関わる時間を長く持つことができると考えたためです。教育体制が整っていることや、寮があることも決め手になりました。
現在の仕事内容
慢性期病院であるため、入院生活は長期間に及びます。そのため毎日同じ手技を繰り返し学び習得することができます。仕事内容は、吸引や与薬といった医療処置だけでなく、おむつ交換や食事介助・口腔ケアといった日常生活援助も行っています。まだ初めて行う援助も多くありますが、その際はアソシエイトやプリセプターの方を中心に先輩方が忙しい中でも丁寧に教えてくださり、不安が消えるまで一緒について実技を見てくださるので、安心して日々看護を実践することができています。
患者さんに看護を提供するにあたって心掛けていること
慢性期のため、全身状態の変化が緩やかであったり、意思疎通が困難な患者さまもいらっしゃいます。少しの変化でも気づくことができるように、普段からよく患者さまを観察し、その方にとっての「普通」を知ることを心掛けています。
看護師になってよかったと思うとき
私が所属している西１階病棟には、気管切開をしている患者さまが多くいらっしゃいます。そのためコミュニケーションをとる際には、瞬きをしてもらいながら文字盤を使用したり、何を訴えているのかを予想して問い掛けたりしています。入職当初は瞬きの読み取りが難しく、何を伝えようとしているのか分からずコミュニケーションが難しいと感じましたが、数か月たった現在は最初の頃よりも文字盤でコミュニケーションをスムーズにとれるようになりました。患者さんの個別性に合わせた関わりができるようになったと感じられたときは嬉しく思います。
この病院に入職してよかったと思うこと
病棟の先輩方は皆さん優しく、話しやすい雰囲気を作ってくださるので、どんなことでも相談しやすいです。また残業も少ないため、ワークライフバランスが取りやすく、休みの日には同期と食事などをしています。
看護師としての今後の目標
患者さまのほとんどが長期入院で、何十年も病院で過ごされる方が多く、病院が生活の場になっています。患者さまの気持ちを第一に考え、日々寄り添いながら、患者さまが望む生活に近づけられるような看護ができるようになりたいです。
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