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診療科・部門

看護部


看護部の理念

看護部の理念

看護の概要

当院の神経難病・筋ジストロフィー・重症心身障がい児(者)患者の多くが、人工呼吸器を装着しており重症度が高くなっています。そのため、呼吸ケアや摂食嚥下障害への援助など、専門的な看護を医療チームと連携し実施しています。また、患者個々の生活スタイルの維持を重視した生活援助にも力を入れて取り組んでいます。

看護単位

病棟

定床

夜勤体制
第1病棟 神経難病病棟 50床 4:4
東1階病棟 筋ジストロフィー病棟 60床 4:4
西1階病棟 筋ジストロフィー病棟 60床 4:4
東2階病棟 重症心身障がい病棟 60床 4:3
西2階病棟 重症心身障がい病棟 60床 3:3
看護方式

チームナーシング・受け持ち制・PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)

看護部職員

総人数255名(令和6年7月1日現在)
看護師 准看護師 療養介助員


看護単位の紹介

神経内科病棟(第1病棟)

神経難病とは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病など、運動に関わる脳や運動神経の神経細胞が変性・消失して起こる疾患の総称です。歩行障害・言語障害・嚥下障害など多岐にわたり、日常生活に影響を及ぼしています。観察を密にして転倒予防をはじめ、安全に配慮した看護を行っています。また、コミュニケーションを工夫したり、生きがいに繋げられるような援助を行っています。

伝の心を使ってのコミュニケーション
重度障がい者用意志伝達装置を
使ってのコミュニケーション

筋ジストロフィー病棟(東1階病棟・西1階病棟)

筋ジストロフィーとは、運動神経に異常がなく筋肉が萎縮する症候群の中で、進行性の骨格筋変性を主徴とする遺伝性疾患の総称です。病状の進行とともに人工呼吸器装着患者が多くなり、呼吸管理が重要となります。また、筋力低下や関節拘縮のためセルフケアができなくなるので、日常生活援助が中心となります。幼少期から入院されている患者が多く、精神的ケアやQOLの向上に努めています。

食事介助
食事介助

重症心身障がい病棟(東2階病棟・西2階病棟)

重症心身障がいとは、重度の肢体不自由と重度の知的障害とが重複した状態をいいます。重症心身障がいは、成人になってもその障害の特性ゆえに治療が困難で、そのために生涯を通じた切れ目ない医療・看護・福祉体制が必要であり、成人を含め重症心身障がい児(者)といわれます。
年齢層は乳幼児から成人までと幅広く、人工呼吸器や経管栄養などの医療ニーズの高い患者、寝たきりから走れる患者まで多様な看護が求められます。言葉で意志を伝えられない、または伝えることが困難な患者がほとんどです。私たちは、患者の表情や目の動き、声の調子、ささいな動きに至るまで注意深く観察し、安全・安楽に配慮した看護を行っています。
また、療育・リハビリなどの専門職種と連携し、成長・発達に合わせた関わりと機能の維持向上に努めています。


外来

神経難病・筋ジストロフィー・重症心身障がいをはじめ、一般内科・整形外科・リハビリテーション科・皮膚科・障がい者歯科とさまざまな診察治療をしています。又、睡眠時無呼吸症候群の治療・禁煙・スギ花粉症の免疫舌下治療等もしています。外来診察の際、受付から帰宅されるまで他部門との連携を図り、一人ひとりの患者様とその家族に寄り添い、思いやりのある安心して受診していただける看護が提供できるよう心掛けています。


教育の概要

看護教育について

看護師復職支援プログラムについて



研修の受け入れ

看護学生や中学生などの実習や職業体験を受け入れています。

1日看護体験
1日看護体験
神経・筋難病医療福祉従事者研修
神経・筋難病医療福祉従事者研修
看護学生 インターンシップ体験
臨地実習

三重中央医療センター附属三重中央看護学校

県立桑名高等学校衛生看護科・専攻科

ユマニテク看護助産専門学校

鈴鹿医療科学大学

中学生 職業体験学習
高校生 一日看護体験
医療従事者 神経・筋難病医療福祉従事者研修
医学部の学生 施設体験学習

 
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