当院は日本神経学会の教育施設に認定されています。パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患、Duchenne型、筋強直性など筋ジストロフィー各病型、先天性ミオパチー、多発筋炎などの多彩な神経疾患の患者が約160名入院されており、これらについて十分な経験を積むことができます。
脳神経内科(変性・筋ジス)
1年間かけて、神経変性疾患、筋ジストロフィー及びその類縁疾患の診療に従事する。神経学的診察法、電気生理検査、神経・筋生検、画像の読影能力を身に付け鑑別診断ができること、治療面では薬物療法、リハビリテーション、人工呼吸管理、栄養管理、褥創のケアなど慢性期神経筋疾患の長期管理ができることを目指す。剖検例は後にCPCを行って最終診断や治療の成否につき検討する。学会や班会議に参加し、症例報告や臨床研究の成果を発表する。
神経内科専門医
代表的な神経・筋疾患の経過を把握し、診療できる能力を身につける。特に慢性期の全身管理(呼吸器管理、気管切開、胃瘻・経腸栄養、褥瘡管理)ができるようになる。
筋生検、筋電図、気管切開など
神経難病病棟
PD、ALS、SCDなど:6ヶ月
1~2人